news

2021 / 04 / 13  15:27

「森、お貸しします。」を終えて

「森、お貸しします。」を終えて

2020年。コロナ大流行の真っ只中。

実は、以前からお世話になっていた、
大阪市北区の某保育園の園長様に快諾を得て、
1日4〜5時間程度・週2日、保育補助に入っておりました。

途中、緊急事態宣言が出て出勤を自粛していた時期も
ありましたが無事に最終出勤日を迎えることができました。


保育現場に行って、大切だと感じたことは
「視野の広さ」と「臨機応変な対応」


「なんでそうなんねん!」という場面は
自分自身の子育て経験の中でも何度もありました。

例えば、食べ物でベタベタの手で他のものを触ったり。
玄関から靴を持ってきて、トラックの荷台に
乗せて走らせ、家中砂まみれになったり。
エンドレスでソファから飛び降りてみたり。
(うちの子だけですかね?笑)
片付けたら済む程度のものだったらいいですが、
時にはケガに繋がるようなことも少なくなかったです。

子どもがたった一人でもそんな場面が四六時中なのに、
保育園となると十数人の園児がいて、
本当にいつ何が起こるか予測できない状態でした。

でも、「予測できないから仕方ない」では済みません。


「もしかしたらこうなるかも」「あれでケガするかも」
子どもたちの行動を予測すること。常にアンテナを張り、
視野を広げ、準備をしておくチカラが必要だと思いました。

毎日同じことをしてても、同じ様にいかないのが子ども。
それが楽しい部分でもあるので、できるだけのことはさせて
あげつつ、「危ない」のギリギリ前で止めてあげられる、
こちらの余裕が大切だと感じました。

園の保育士さんたちは日々「臨機応変」に対応されており、
それは子どもに対してもだし、職員間でも随所に感じました。
いろいろな職場を経験してきましたが、
こんなにその場の対応力が求められる職場は初めてでした。
園児に対してはもちろん、職員同士でも仕事の内容を
把握し、フォローしあえる環境はとても勉強になり
身をもって経験させていただいたことは、

本当に人生の宝物となりました。

現場を経験させていただいたからこそ、
命を預かる場所という大変な一面もありながら、
子どもたちを育て、こどもたちから学べる
保育士という
仕事の魅力を感じることができました。
(転職相談の際、保育士以外の仕事は考えられない!という先生の気持ちがよくわかりました)

ちなみに大阪市の子育て支援員の資格については、1年間
応募し続けましたが、落選し続け、結局受講できず。
来年度もチャレンジし、子育て支援員は取得します!
そして、パワーアップして、また保育補助として
外部研修に行けるよう、まずはこの1年の経験を活かして、
キャリアアドバイザーとして頑張っていきます

無資格未経験の私を受け入れてくださった、
園長様、保育士様、園児のみんな。
あと帰りが遅くなって心配をかけた息子も。

本当にありがとうございました!